伊豆下田観光協会公式サイト

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いろいろ面白い!下田富士

世界遺産の富士山は日本最高峰で知られ、日本人のみならず外国からのお客様も絶賛するほどの美しさ。

下田市にも(しかも伊豆急下田駅すぐ!)富士山があります。
「下田富士」又は「本郷富士」と呼ばれ、三角の形をした一岩山が特徴的な山です。

実は、この下田富士と有名すぎる駿河の富士、そして八丈島にもある富士を三姉妹とする伝説があります。


ごつごつの岩山で誰にも見向いてもらえない下田富士が長女。
飛び抜けて美しい駿河の富士が次女。
三女は心優しい八丈の富士。

下田富士は、妹の駿河の富士と仲がよく、雨が降ればかさ雲をかけてあげたり大変面倒見が良かったそうです。
でも、次第に駿河の富士が美しい反面、丸く腫れたぼた餅のような自分の顔を悲しむようになり、駿河の富士と顔を合わせないようにと、天城山という屏風を立ててしまいました。心配した駿河の富士は、姉を心配し毎日背伸びをして下田富士を見ようとしたところ、背が高くなり、ついには日本一の高さになりました。逆に、悲しみに暮れた姉は妹に見られまいと体を縮め、更に小さくなってしまったそうです。
三女の八丈の富士は、遠くの海から心配をし、姉たちが仲良くなるよう祈り続けました。
この伝説は、今でも親から子へ語り継がれ、今では地元の子供から大人まで愛される存在になっています。
下田の子供たちもこの物語を話すことができ、子供が語るととーってもかわいらしいです。


そんな伝説を考えながら下田富士に登ってみましょう!

登り口は伊豆急下田駅から徒歩2分。国道136号沿いにあります。
大きな看板もなく、車で走っていると見逃してしまいそうです。


いざ!・・・・さっそく尻込みしてしまいそうな階段が・・・。たぶん103段。


階段を登りきると社殿がありました。山の中腹かと思いきやまだまだ序盤。ここからが登山感満載!


下田富士には大海原などの絶景はありません。所々木々の合間から町の景色が見えます。
一息つくにはちょうど良い眺めです。

「登山は自己責任で」・・・。踏み間違えたら転げ落ちてしまいそうな細い道も。


更に急坂!


木の葉が敷き詰められ、一歩一歩慎重にあるかないと滑ってしまいそう!


鳥居が見えました!


ここが地元の人が語り継ぐ下田富士の山頂!浅間神社があり意波輿命(いはよのこと)が祀られています。


狭い境内は木に覆われ、上を見上げると冬とは思えない暖かい景色が。神様が優しく迎えてくれたような、そんな雰囲気です。

社の裏にある大木には、大正9年まで英字が刻まれており、1854年ペリー艦隊が下田に来航した際にアメリカの水平が記念に、刀で自分の名前を刻んだのではないかと言われています。今はその文字は消えてしまいましたが、もしそうであるなら、ペリー提督も登ったかもしれませんね!


最期になりますが、登山最初に目にする注意書き。幸いなことに今回イノシシには遭遇せずにすみましたが、「急峻」で「狭く」「滑り易い」のは書いてある通り。スリリングではありましたが危険ですので、登山の際には十分に気を付けてください。

ちなみに、1月下旬の土曜日。すれ違ったハイカーさんは1組。地元の方でしょうか、下田富士には慣れているかのように杖をもってスタスタ歩いていました。

遊歩道での楽しみの1つの絶景もなく、登山客も多くはありませんがお地蔵様が所々にあったり、地元の人が手入れをしていると思われる、古いですがこぎれいな社殿が気持ち良く、神聖さを感じることができました。


*登り口*

*所要時間*
往復約40分(所要時間は短い方ですが、登山初心者にとってはキツイ急坂が待ってます!)

*標高*
約191m

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