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開国のまち・下田市で新たなスキルを学びながら、観光振興を担う地域おこし協力隊募集


◯温泉、豊かな食材、歴史、そして美しい景観など、自然豊かな観光地


東京都心から電車で2時間30分、車だと約3時間。

下田市は、静岡県の東南部、伊豆半島の南部東側に位置しており、天城山系の南端から太平洋に至る豊かな自然に恵まれたまちです。約 47kmに及ぶ素晴らしい海岸線は、下田を特徴付ける美しい景観をかたちづくり、地域の貴重な財産として、社会・経済の基盤を支えています。

 

また、年平均気温は約 17 度と温暖であり、降水量も年間 1,900mmあまりと豊富です。このような気候と地形条件により、亜熱帯系から亜寒帯系までの様々な草花や果実を四季を通じて楽しむことができ、黒潮が育む豊富な海産物を中心とした食材とあわせて地域の魅力となっています。

 

さらには、豊富に湧出する温泉や幕末開港の歴史、美しい海を活用したサーフィンやSUP、スキューバダイビングなどのマリンスポーツ、多くの観光資源に恵まれ、首都圏を中心とする年間約300万人の観光来遊者を受け入れる観光地として発展を続けてきています。

 

◯移住した人々が挑戦を続けるまち

 

江戸時代、下田は「出船入船3000隻」といわれ、東西を往復する船の風待ち・避難の寄港地として繁栄しました。地域外から多様な人々が訪れ、暮らしたこともあり下田市では移住者を受け入れる文化が根付いています。

 

近年の移住ブームの前から多くの方々が下田市に移住しており、多様な方々が地域で新たな事業や活動を起こしています。

 

また、黒船祭、下田あじさい祭など、各地で「祭り」の文化が継承されており、長年地域で暮らしている人から新たに移住した人までが関わり地域コミュニティを維持していることが移住者にとって地域に馴染むきっかけになっていると言われています。



魅力的な歴史や文化がある下田市で、観光振興に挑戦しませんか?


このような背景を持つ下田市。地域の皆さんと一緒にまちについて対話をする場をつくったところ、「下田市にはさまざまな地域資源がある」「地域内外から訪れたくなる魅力的な文化や歴史がある」という声が多く聞こえてきました。

 

魅力的な地域資源や歴史は、地域の皆さんにとっての誇りでもあります。しかし、時代の変化もあり下田市へ訪れる観光客が少なくなっているのが現状です。

 

その一方で、新たな人の動きもあります。下田市で挑戦をしたいと思っている人々や、テレワークで働ける人たちを中心に、都内から若者が多く移住をしてきて、下田市を盛り上げるさまざまな動きも生まれています。しかし、地元の若者たちにとっては、希望する職種が地域になく暮らし続けたいと思っていてもあきらめている人も多いという声も聞こえてきました。

 

豊かな地域資源があり、新たな人の流れもある下田市。地域に誇りを感じる若者たちが地元に帰ってこれたり、暮らし続けられる仕組みづくりが必要です。下田市の主力産業である「観光」という切り口から地域を盛り上げ、未来に続く新たな挑戦が必要だと感じています。

 

今回、募集する地域おこし協力隊は、観光協会を拠点にして「情報発信」や「イベント企画」を通じて、下田市内外の人と人を繋ぎ、新たな挑戦を生む活動を行なっていただきたいと考えています。



デジタルスキルを学びながら、情報発信やイベント企画に挑戦

 

新たな挑戦を生む活動というと、難しく感じてしまうかもしれません。

 

まずは、下田市で挑戦しているまちの方々、観光に関わる関係者の方々とつながっていただきたいです。そして、みなさんと協力し合いながら下田市の情報発信やイベント企画を通じて、観光振興につながる活動を行っていただきたいと思っています。

 

 

担っていただきたいことの一例はこちらです

 

1)情報発信(下田の魅力の情報発信など)

・SNS等のデジタルを活用した情報発信

・来遊客に関するマーケティング調査・分析

・観光案内

・その他業務

 

2)観光客誘客促進(イベントの検証・連携・企画・運営等に関すること)

・既存イベントのブラッシュアップ

・新規イベントの企画開発

・体験・観光案内窓口「し~もん」の機能強化

・観光案内

・その他業務

 

着任後は専門家が研修などを通じて伴走支援を行う体制も整えています。多くの地域で起きている地域おこし協力隊の活動サポートにおける課題を市として改善していくために体制づくりにも力を入れています。

 

観光振興に取り組みながらデジタルスキルを身に付けて、地域をもっとよくするにはどうしたらよいのかを考えながら実践を重ねていただくことで3年後には自立・自走できる基盤づくりを応援します。

 

○今回のプロジェクトを通じて会いたい人はこんな人。

・まちの人の想いに共感を寄せられる人

・人やまちの魅力を伝えることが好きなひと

・まちの人と一緒に、新たな挑戦にわくわくできる人

・新しいことを学ぶことが好きな人

・「なぜだろう?」と疑問を持ったらとことん知りたくなってしまう人

・人の相談に乗ることが好きな人

 

ここまで読んでいただき、ありがとうございます。

 

このような活動は、ほとんどの方が経験したことがないと思います。だからこそ、一緒に悩みながら地域の方々と共につくり上げることができると思っています。着任される協力隊の皆さんの挑戦が、地域の皆さんの新たな挑戦につながることを目指していきたいです。

 

ご応募お待ちしています。



地域おこし協力隊の募集について

 

給  与 : 月額267,000円

勤務日数が月20日間に満たない場合は1日当たり13,350円の日割り計算によって支給します。

雇用形態 : 下田市地域おこし協力隊設置要綱に基づき下田市長が委嘱します。

福利厚生 : 家賃その他活動費の一部市負担 ※上限あり

(敷金、礼金、光熱水費、引越費は自己負担)

国民健康保険と国民年金は各自の負担

応  募 : 履歴書、住民票の写しなどを下田市役所観光交流課にご提出

応募期間 : 令和6年2月9日~令和6年3月8日まで

選  考 : 一次選考 書類選考

       二次選考 現地でのインターンシップ研修(3月20日〜3月22日)に参加いただいて面接などを実施(宿泊費、交通費等は各自負担)

       最終結果は3月中に通知します。

 

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